育児休業で助成金

労働者が育児休業、または養育を行うための短時間勤務制度を利用するためには、企業側にその受け皿が必要です。そこで厚生労働省は、仕事と家庭の両立を図る労働者を支援する中小企業の事業主、事業主団体へ、「両立支援レベルアップ助成金」という育児・介護雇用安定助成金を支給しています。この両立支援レベルアップ助成金の目的は、事業主が育児を行う労働者が仕事と家庭を両立できる環境づくりを、積極的に推進するための助成をすることです。この両立支援レベルアップ助成金は3つのコースに分かれており、支給要件を満たせば助成を受けられます。内容としては、育児休業取得者の代替要員を確保して、育児休業取得者を原職等に復帰させる「代替要員確保コース」、育児休業を取得した労働者がスムーズに職場に復帰できるようプログラムを実施する「休業能力アップコース」、小学校就学前までの子どもを養育する労働者が利用できる短時間勤務制度の利用者が生じたときの「子育て期の短時間勤務支援助成金」があります。これらはすべて、都道府県労働局雇用均等室で申請受付と支給を行います。日本が景気低迷からなかなか抜け出せないいま、特に中小企業は会社の経営状況の問題で、育児休業制度を推進できない場合があります。ですが、こうした育児休業に関する助成金を活用することで、育児休業法を守って、社員が制度を活用する道を開くことができるはずです。両立支援総合サイトなどに、詳細が詳しく紹介されているので、一度のぞいてみてください。